ギタブロー

ギターのことや機材、バンドについて好き勝手語るブログです

「弦を煮込むと生き返る?」「ギターはエレキよりアコギから始めたほうがいい?」などギターの7つの説を解説

 

こんにちは

 

ギターを趣味にしていると本当かどうか分からない噂を聞くことがあります。

 

そんなうわさ話を信じて物事を判断すると、

無駄な買い物や手間をかけてしまうだけでいいことはありません。

 

今回はそんな”ギターをしていると耳にする説”をご紹介し、

その噂が本当かどうか自分の経験から解説させていただきます。

 

ちなみにこのような記事もあるため興味のある方、良ければ合わせてご覧ください。

gitarou.hatenablog.com

 

 

 

目次

 

 

 

弦を煮込むと弦が生き返る?

 

どこから出てきた噂なのか

 

”錆びた弦をお湯で(噂の中には酢を入れた水)煮込むと弦が生き返る”

 

という噂を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

自分はこの噂を信じて、交換にお金がかかるベース弦にこの方法を使っていました。

 

錆びの原理から考えるとお湯で煮込むだけで錆が消えるということはあり得ませんが、

当時は汚れなどが水で落ちたことで多少の効果があったように感じました。

 

しかし、錆び錆びのベース弦を調理用の鍋を使って煮込むと、

煮込んだ後、鍋が錆び臭くなりこの鍋で料理したくなくなりました(笑)

 

そのため「弦を水で洗う」という行為で弦をきれいにしたい方にはともかく

煮込むことで「弦が新品の弦のようになる」ということはありません。

 

 

 

 

エフェクターはアダプターより電池のほうが音が良い?

 

エフェクターの話をするとたまに耳にするこの噂、

これと似た噂に”切れかけの電池は良い音がする”という噂もありますね

もともとエリック・クラプトンがこのようなことを言い出したと聞いたことがあります

 

この噂はすべて嘘ではありませんが「音が良い」とは限りません

 

エフェクターの電池の多くは9v電池を必要としてますが

電池が切れかけの時は電圧は9vを下回ります

必要量を満たしていない電圧だとエフェクターは正常な動作をせず

エフェクター本来の音を発することができません。

 

電池を使ったほうがいいかどうかはこの音を使用者が気に入るかによります

 

ちなみにこの話は歪み系エフェクターの話であり、

デジタル製の空間系エフェクターやマルチエフェクターなどでは

そもそも音が出なかったり、電源がつかなかったりするため

あまりおすすめできません。

 

またアダプターか電池かですが

音の違いというよりもノイズの問題で

電池のほうがノイズが小さく優れているといえます。

 

 

 

 

マルチエフェクターは音が悪い?

 

昔のマルチエフェクターでは歪み系が特に弾き手にとって不自然に感じる様で

このような話をよく聞きましたが

今のマルチエフェクターでは歪みも含めて音のクオリティーが格段にあがっており

マルチエフェクターが音が悪いという噂は古い考えなのかもしれません。

 

あえて今のマルチエフェクターを批判するとすれば

 

・マルチエフェクター内に入っているエフェクターが自分の好みに合うとは限らない

・内蔵されているエフェクター数が多すぎて音作りに時間・手間がかかる

・後発のマルチエフェクターのほうが優れていることが多い

 

このあたりではないでしょうか?

 

 

 

バスウッドは材として劣っている?

 

”ギターの木材にバスウッドは良くない”

 

という話を聞くことがあります。

 

アルダーなどの木材に比べて、やわらかい材のため音の振動を吸収してしまうからなどとの意見もあり、価格の安いギターに多く採用されているイメージの材でもあります。

 

ではバスウッドは本当にギター材としては良くない木材なのでしょうか?

 

一個人の意見としては、バスウッドがギターの音を悪くしている印象はありません。

 

ただ、あえてバスウッドを悪く言うとすれば、

 

”木目がアルダーやマホガニーほど美しくない”

”材がやわらかいため、耐久性に不安

(今まで使ってきてそういう不具合はありませんでしたが)”

 

ぐらいではないでしょうか?

アイバニーズなどのメーカーではハイエンドモデルにもあえてバスウッドを使用しているギターも存在するので、バスウッド=悪い材 というわけではないと思います。

 

 

 

 

太い弦は音も太い?

 

この噂はおそらくSRV(スティーヴィー・レイヴォーン)の使用機材&音の解説などで知った方も多いと思います。

 

SRVは普通の方では弦を抑えることもできないような太さの弦を使用することにより

彼のような極太サウンドを奏でることができた」

 

このような情報をかつて自分も信じ、

高校時代の自分の使用弦は12~56の極太ゲージを使用していました。

 

しかし、音は期待とは裏腹に音は太くならないばかりでなく

多くのデメリットを感じたのでお勧めしません。

 

そのデメリットとしては

チョーキングなどが異常にしづらい

・ネックが順反りする

・歪みにくい

・弦が切れにくいわけではない

 

などが挙げられるため、無理に使用する必要はないと思います。

 

 

 

自宅でも真空管アンプを使用したほうがいい?

 

真空管アンプを使用するとピッキングニュアンスがうまくなる”

 

などの話も聞いた方は多いと思います。

 

この意見については特に自分は否定する点はありません。

 

ただ、この意見を信じギターを始める方が自宅練習用に

真空管アンプを購入すると音を出して後悔する可能性があります。

 

というのも、真空管アンプトランジスタアンプに比べてると

爆音で自宅で練習するには非常に使いづらいと感じてしまうでしょう。

 

ちなみにこの噂を信じた自分は2wの自宅練習に向いていると一般に言われていた

真空管アンプでも爆音で使いづらく、

 

”結局自宅ではトランジスタアンプを使用”

”スタジオではそのアンプは逆に音が小さいため使えない”

 

ということになったため、

自宅練習用に真空管アンプを購入する方は注意してください。

 

 

ちなみに詳しい記事も貼っておきます。

gitarou.hatenablog.com

また、提案として”ハイブリッドアンプ”というのもお勧めしています。

gitarou.hatenablog.com

 

 

 

 

ギターはアコギから始めたほうがいい?

 

経験談ですが、エレキギターに興味を持った方に始めるように勧めると

 

「アコギが弾けるようになってからエレキギターを始める」

 

という方が多くいたため、解説させてもらいます。

 

 

結論からいうと、エレキギターを始めたいならエレキギターから始めるべきです。

 

なぜだか未経験者&初心者の方のイメージに

 

エレキギター=難しい、アコギ=簡単”

 

というイメージがあるようで、ヤフー知恵袋にも時々このような質問を見かけます。

 

エレキギターが難しいというイメージは速弾きのイメージがあるからだと思います。

 

もちろんエレキギターの演奏は速弾きだけでなく、アコギのようなコード弾きや

スローなギターソロなどもあります。

 

ギターの弦もアコギに比べてやわらかいため、指先がまたやわらかい未経験者&初心者の方でも弦を押さえやすいと思います。

 

なのでアコースティックギターエレキギターでは難易度の差はないので

自分が気になったほうのギターを素直に始めるべきだと思います。

 

 

 

 

 いかがだったでしょうか?

良ければこちらの記事もご覧ください。

 

gitarou.hatenablog.com

 

gitarou.hatenablog.com

 

 

 

 

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