ギタブロー

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自宅練習に真空管アンプは向かない⁉︎自宅〜ライブまで使用できる真空管アンプは?

 
 
真空管アンプで練習するとピッキングニュアンスが分かりやすいから良い練習になる」
 
トランジスタアンプやモデリングは良くない」
 

 

 
エレキギターをやっているとこういう話をネットや雑誌で聞くことが多いと思います。
 
今の時代、モデリングの技術も向上してきて昔に比べるとかなり真空管の音に近づいたような感じはしますが、それでもまだまだ本物とそうでないものとは実際演奏してみると異なるものです。
 
ただ、だからといってスタジオやライブハウスで使うような大型真空管アンプなどを買うと家では練習出来るような音量は出せないし、かなりの重量もあるため、その真空管アンプを毎回練習のたびに運ぶのは大変だと思います。
 
でも今、持ち運びがしやすく本格的な真空管サウンドを楽しめるアンプが各メーカーから続々と販売されていることをご存知ですか?
 
そんな、「小型アンプを買って家での練習からライブまで幅広くこなすぜ」と思っている方のために、そんな小型アンプの現実とそれを踏まえた上でのおススメ商品をご紹介します。
 
●現実はそう上手くいかない 
 
小型アンプの商品説明欄には
「消費電力5wで小音量でも真空管サウンドを楽しめます」
 
などとの記載をされている事がありますが、実際に鳴らしてみると
 
家でこんな爆音出せるか! 
 
と思うぐらい大音量なのです。
 
結局家で出せるような音量にしようと思うとボリュームを数ミリずつ動かし、真空管サウンドもクソもないような音で練習するハメに、、それだけではなくいざ練習スタジオやライブハウスでそのアンプを持ってバンドで曲を演奏すると
 
「音が小さい!」
 
「歪んで欲しくないのにボリューム上げたら音が歪んできた」
 
なんて事が起きます。
 
自分も2wの小さな真空管アンプを購入しましたが、自宅では練習できない、スタジオでは音量不足、小さいけどこれじゃあ歪みエフェクター一個持って行った方がよっぽど良いやと思い、すぐに売ってしまった苦い経験があります。
 
もちろんそんなアンプも用途に応じて使用すれば、出力が低めなためマスターボリュームを上げた真空管アンプサウンドを楽しむ事が出来る素晴らしい商品なのですが、上記のような事を期待している人が買うとどっちつかずの中途半端なものを買って後悔する危険があります。
 
それを踏まえておススメの商品をご紹介します。
 
 
・micro terror  (orange)
 
実はフルチューブではなくプリ管にのみ真空管を使ったハイブリッドアンプなので、正確には真空管アンプとは呼べないですが、この商品の良いところは20w出力でありながら手のひらに乗るほどの小型さ、軽量さにあると思います。 
 
そのため持ち運びしやすく、スタジオでも十分な音量を稼ぐ事が出来ます。
 
また自宅練習でもヘッドフォン端子が付いているため小音量でもギターの練習が可能となっています。
 
 
・bugera v5 
 
次はフルチューブアンプとなりますbugera v5
ですね、5w出力のアンプで比較的軽量でこちらも持ち運びしやすいでしょう。
 
しかもパネル裏には出力の調整が可能で
5w、1w、0.1wと出力を選択できるほか、ヘッドフォン端子や外部スピーカーへ繋ぐ事が可能な端子も設けられているため、これ一台で自宅練習〜ライブまで使用する事が可能ではないかと思います。
 
 
・CAB12R  (Laney)
 
最後はLaneyから販売されているCAB12Rです、ライブでも十分な音量を稼ぐ事が出来る15w出力端子と音量的に少々厳しいですが自宅でも小音量で演奏が可能な1wの出力端子があります。 
 
サイズ、値段共にお手頃ではじめての真空管アンプにいいのではないでしょうか?
 
 
このように、自宅練習からライブまで幅広く使用できるアンプは意外とないものです。
 
(超小音量ど爆音を両立させる事ができる真空管アンプはなかなかない)
 
出力レベルを調節できるものかヘッドフォン端子があるものでなおかつ最大15wの出力を持っているか、外部キャビネットで鳴らす事ができる端子が設けられている必要があります。
 
 練習用アンプは真空管じゃなくていいや、という方用にこちらの記事もはっておきますね

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