エレキギターのおすすめ自宅練習用アンプ9種
スタジオやライブハウスでギターアンプを使うのはもちろん
自宅での個人練習にアンプは必要です。
ネットを見てみると様々な価格帯・サイズ・機能のアンプが販売されていますが
その数が多すぎて何を買ったらいいのか分からなくなるかと思います。
今回はそんな初心者ギタリストのために自分がおすすめするギターアンプ
逆に避けたほうが良いギターアンプの特徴を紹介したいと思います。
シンプルな機能で使いやすいギターアンプ
・Pathfinder 10/Vox
コントロール系はvolume・gain・treble・bass のシンプル構造で初心者の方でも迷わず簡単に使用することができると思います。
・GA15Ⅱ/ YAMAHA
コントロール系はvolume・gain・treble・middle・bass と上記のVoxのアンプと比べるとmiddleがあることでより音作りの幅が広がります。
音作りの勉強にもとてもいいアンプだと思います。
・MG10/ Marshall
・Frontman 10G/ Fender
上記二つはギターアンプ界の二大巨頭といっても過言でないほどのメーカーから出ているギターアンプです。
自分の憧れのギタリストが使用しているメーカーのアンプを使いたいということであればこのような選択もありだと思います。
いろんな機能を持った多機能なギターアンプ
・MINI5(3)Rhythm/ Vox
・MICRO CUBE GX/ ローランド
・SPIDER CLASSIC 15 / Line6
基本的なコントロール系は一通りそろっており
それに加え本来エフェクターなどで買いそろえなければならないエフェクト音やドラムマシンなどが内蔵されており、音作りの練習にとても役に立つものだと思います。
注意点としては、さまざまな音作りができる反面操作が複雑になるので初めてギターアンプを使う初心者ギタリストにとっては少々ハードルの高いものになるでしょう。
・ヘッドホンのみで使用する場合に便利なギターアンプ
・amPlug2 / VoX
・JA-03 / JOYO
自宅ではスピーカーから音を出すことは絶対ないという場合はこのような選択肢もあります。
場所を選ばず使用できるためとても便利ですが、注意点としては使用するギターの種類によっては構造上プラグに入らないという事態がおこる可能性があります。
特にストラト系のようなジャックが奥に引っ込んだタイプのものは注意が必要です。
おすすめしない自宅練習用ギターアンプの特徴
・手のひらサイズ大の超小型ギターアンプ
手のひらサイズ大のギターアンプは価格も安く、部屋においても邪魔にならないような気がして手を出しがちですが実際に使用してみるとおもちゃのスピーカーから出てくる音のようなチープな音なので(スピーカー径が小さすぎることが原因の一つ)出掛先などでももって行きやすいものを探している場合やライブ本番前の控室での音確認などで使用する場合などにはいいのかもせれませんが、自宅での練習用アンプという点ではおすすめしません。
雑誌やネットなどで調べると、「ギターの練習をするときは真空管アンプで練習すると上達が早くなる」的なことを言っていることがあります。
この意見については否定はしませんが、日本の住宅事情を考えると自宅練習に真空管アンプを導入することはなかなか難しいと思います。
自分も昔上記のような情報を雑誌で知り、自宅練習用に2Wの小型真空管アンプを購入しました(その商品自体にも”自宅練習に最適”と書かれているものでした)
使用してみると、その音の良さに最初は感動しましたがすぐに問題が明らかになりました。
音が大きすぎるんです、なるだけワット数の小さなアンプを選んだつもりだったのですが音量のつまみを数ミリでも動かすと周りから苦情が来るレベルの音量になりました。
周りの迷惑を考えると真空管でない(トランジスタ製)のアンプを使うほうが自分にとっても周りにとってもストレスがないと思います。
・30wを超えるような大型ギターアンプ
自宅でもライブでも使えるアンプが欲しいと思ってこのクラスのアンプを購入しようとする方もいるかと思います。
自宅でもライブでも同じ環境で音作りができるのでとても魅力的ですが、これも後々後悔する可能性が高いと思います。
一番の問題は音量です、このようないわゆる”中途半端”な規模のアンプを買うと自宅では音が大きすぎ、ライブハウスでは音量不足に悩まされる可能性があります。
また重量もあるので練習スタジオに行くたびに大荷物を持ってスタジオにいかなくてはなりません。車で移動するならまだしも徒歩や電車などで行く方にはどうかなとおもいます。
それでも真空管アンプを自宅からスタジオまで使いたい方用はこちらの記事を参考にしていただければ幸いです