ギタブロー

ギターのことや機材、バンドについて好き勝手語るブログです

ギターなしでできるギターの上達につながる3つの練習方法・時間の使い方

 

 

こんにちは

ギターを手に取って練習する時間がなかなか取れない方や、通勤・通学途中に何か練習できればと思う方も多いと思います。

 

 

知恵袋などでは

「初心者ですが、ギターなしでできる練習方法はありますか?」

と質問する方に対して

「ギターがないと練習になりません」と回答する方が多く、

参考になるような回答はなかなか得られていないのではないでしょうか?

 

もちろん、ギターを練習するにはギターを使って練習することが基本であり、

ギターが使える状況なのにギターを使わずに練習することはお勧めしません。

 

今回の記事はすこし条件付きですが、

普段はギターをもって練習している方(全くの未経験者にはあまり向きません)が

ギターを使えない状況下でもギター練習となるような方法をいくつかご紹介します。

 

 ちなみに市場では様々な練習用道具が販売されていますが、

今回ご紹介する練習方法はそのような道具は一切使いません。

 

 

目次

 

 

 

 

音楽を聴き、歌う

 

まずギターを持たずにできる練習として、

”音楽を聴くこと、歌うこと”が挙げられます。

 

ありきたりなことだと思うかもしれませんが、

ただ音楽を聴くだけではギターの練習とはなりません。

 

そこで自分が提案する練習方法として

 

”曲のギターフレーズを歌う”という方法です

 

歌うといってもささやく程度でかまいません。

 

大事なのは”自分の口からギターのフレーズが歌えるようになる”ということなのです。

 

ではなぜそのような練習がギターの練習となるのか?

 

 

そこで質問ですが、

皆さんはまだコピーができていないギターフレーズを

原曲を聴かずにすべて歌うことができますか?

 

また、これまでにコピーしてきたギターフレーズは

原曲を聴かずにすべて歌うことができますか?

 

この質問で気が付いていただきたいのは、

”少なくとも、コピーができているギターフレーズは歌える”という点です。

 

ギターのフレーズが原曲なしで歌えることでどのようなメリットがあるかというと

 

・コピー曲の暗譜速度が上がる

・演奏の表現力が上がる

 

というメリットが経験としてあります。

 

 

まず”コピー曲の暗譜速度が上がる”という点から解説します。

 

皆さんはある曲をコピーするとき、

ギターソロやリフなどはすらすらとコピーできても

ボーカルが歌っている裏で弾くような目立たない部分は

原曲を何度も聴き返して弾けるようになったという経験があると思います。

 

もちろん、ギターフレーズの難易度の違いなどもあり、

一概には言うことはできませんが

その理由の一つに”聴き慣れないフレーズだから”

ということが考えられます。

 

聴きなれないフレーズをいきなり楽譜やTAB譜

などでコピーしようとしてもなかなか身に付きません。

 

そのため、コピーしたい曲に手を付ける前・コピー中に

その曲のギターフレーズを歌えるように意識して音楽を聴くと

次にギターをもって練習を行うとき、

暗譜の速度が飛躍的に上がっていることが実感できると思います

 

 

次に”演奏の表現力が上がる”という点ですが

 

ギターだけでなくすべての楽器は

”自己表現”を行うための道具と言い換えることができます。

 

自分の頭の中の表現したいことを楽器を通してアウトプットしていくわけですが

なかなかスムーズにその変換を行うことができないと思います。

 

その前段階としてギターフレーズを歌うという手段をとることをお勧めします。

 

この方法は自分の師的な存在の方から教わった方法で

ギターと違い、歌うことはより頭で思ったことをダイレクトに表現しやすく

そこで表現したいことがアウトプットできてくるとおのずとギターのフレーズにも表現力が備わってくるそうです。

 

また、ギターを弾いているときにそのフレーズを歌いながら演奏すると同じように弾いていてもフレーズの表情が豊かになるそうです。

 

この部分はなかなか文章では伝えづらいところですが、

ギター演奏の表現力に悩んでいる方は一度

 

”ギターフレーズを歌うことから表現しなおす”

 

という方法をお勧めします。

 

 

 

 

自分の演奏を見る・聴く

 

これはあらかじめ自分の演奏動画を録画しておく必要があります。

 

他の記事でもご紹介しましたが、

gitarou.hatenablog.com

 

自分の演奏を録画し、

後で振り返ることは非常に重要なことで、

ギターの演奏だけでなくパフォーマンスを考えるための資料となります。

 

普段スタジオなどで演奏を録画したりしても、

その日の夜に見直したりする程度で終わってしまう方も多いと思いますが

日を改めてみることでまた違った発見が見られるはずです。

 

他には他人の演奏動画を見ることで、良いパフォーマンスは取り入れ、

逆に良くないと思ったパフォーマンスは今後自分たちでは避けるようにしたりと

プロの演奏でなく、素人のライブから学び取れることは数多くあります。

 

ギターを使って練習が行えないときは

こういった部分の勉強に当ててはいかがでしょうか?

 

 

 

メトロノーム練習

 

皆さんはメトロノームを使ってギターの練習を行っていますか?

 

普段はメトロノームのリズムに合わせてギターを演奏することで

体に”リズム感”を養わせていくことを目的としますが

この練習はギターをもっていないときにも練習することが可能です。

 

リズムの取り方は自由ですが、自分の場合は指でトントンとリズムをとり

ピッピッと刻むのに対して

同じテンポ/倍のテンポ/3倍(3拍子)/4倍/半分のリズム・・・

 

など一つのメトロノームのテンポに対して様々なリズムを指でトントンと取ります。

この時ただリズムを刻むだけでなく裏拍を感じることを意識してリズム練習を行うとより効果的だと思います。

 

文字だけだと伝わりにくいと思います

Youtubeにちょうどいい動画もあったので貼っておきます。


メトロノームでのリズムトレーニング【ギター初心者講座】by J-Guitar.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

本来ギターの練習を行うためにはギターを使用することが前提ですが

今回はギターがなくてもギターの上達に役立つ練習方法はないかと考える

練習熱心な方への助けになれたら幸いだと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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