4つのスタジオ練習方法でライブを成功させよう【アイデア】
こんにちは
いきなりですが、
何度も練習で行ってきたことなのにライブ本番でありえないようなミスをしてしまうことはなかったでしょうか?
自分は、その原因として考えられる一つの原因として
”演奏環境・音響環境の違い”から
本番で思うような結果に繋がらないのではないかと考えます。
そこで今回、初心者バンドの方向けに
メンバーとの練習場所である”スタジオ”で本番の”ライブ”に近い環境で演奏ができるような練習方法をご紹介させていただきます。
目次
スタジオで一方の方向を向いて本番形式で練習
スタジオで曲の合わせ練習をするとき、
バンドメンバーと向かい合わせになって練習を行うと思います。
最初のうちは互いにミスやフレーズアレンジの内容などを話し合いやすくするために
向かい合わせになって練習することは効果的な練習方法だと思います。
しかし、本番のライブでは自分たちは向かい合わせではなく客席の方向を向いており、
ライブの時に初めてそのような形式で曲を演奏するとうまくいかないことがあります。
例えば、曲のキメの部分の部分はドラムのクラッシュが入っているとします
普段から向かい合って練習していると、
ほかのメンバーはクラッシュを叩く瞬間を知らず知らずのうちに
”目で見て”合わせている可能性があります。
そんな状態だと練習ではできていても、向かい合っていない本番のライブではうまくいかない可能性があります。
そういうことにならないように
ライブの日程が近づいてきたら本番と同じようにメンバーが一方方向を向いて通し練習をすることをお勧めします。
そのときに
”どの部分が合わないか?”
”このキメの部分は向かい合って合わせよう”
”ギターボーカルなどは振り向く余裕・時間があるか?”
などいろいろな気づきが出てくるだろうと思います。
ベース、ボーカル、ギターの音量を極端に下げて合わせてみる
練習中は自分の演奏する楽器の音が自分自身やほかのメンバーに聞こえるように最適な音量で練習を行っていると思います。
練習中は自分の演奏を確認するがあるので、普段はその方法で良いのですが
一度ベースやボーカル、ギターの音量を極端に下げて合わせ練習することをお勧めします。
本番ではギター、ベースアンプ、PAアンプなどは客席の方向を向いているため
普段の練習とは聴こえ方が変わってくると思います。
バンドメンバーが自分たちの演奏をちゃんとモニターできるように
ライブのリハーサルで自分たちの”返し”の調整などもしてくれますが
10分前後の時間しかリハーサルの時間が取れないアマチュアバンドではそういった部分が十分に行えないことも多々あります。
そんな場合にも落ち着いて演奏ができるように”わざと”悪環境な音響下で演奏してみるといいと思います。
そうすると
”ボーカルの歌から今演奏しているところを把握している”
”曲の間奏の終わりをギターのフレーズを頼りに把握していた”
など、いかに他のメンバーの演奏だよりに自分の演奏している位置を把握しているかが浮き彫りになることがあります。
もしもそんな状態で本番でメンバーの演奏が聞こえなかったらどうなるでしょうか?
自立した演奏、アクシデントにも対応できるように一度音量を下げての練習をしてみてはいかがでしょうか?
全曲通して動画録画
オーソドックスですがとても大切なことなのでご紹介します。
自分自身・バンド全体の演奏を見る機会として動画録画をお勧めします。
ただ少し違う点として、普通は曲ごとに録画していく方が多いと思いますが
自分がお勧めする録画方法として、”全曲通しての動画録画”をお勧めします。
その狙いとして、
ライブは曲だけでなく曲間の時間もライブの一部です。
MCをあらかじめ用意しているバンドならその確認にもなりますし
他のメンバーのチューニング姿やMC中の立ち振る舞いなどがどう見えているかを確認することは意外と軽視しがちです。
お客さんは曲間のメンバーの立ち振る舞いでもそのバンドの印象の善し悪しを判断します。
そんな動画を見返すと
”曲間はだれるからドラムでつないでおこうか”などの案も出てくると思います。
ショーとしてより質の高いライブを行いたい場合は”全曲通して動画録画”することをお勧めします。
素人のライブ動画を見る
最後にご紹介するのは、スタジオでの練習方法はないですが
他人のライブ(素人)を見てみることをお勧めします。
バンド内で思いついたライブパフォーマンスを実際ライブで行うと
結構寒かったりすることがあります。
そんな失敗をおかさないため、客観的に自分たちのライブを見つめなおすという目的で素人のライブ動画(できれば寒いパフォーマンスをしているもの)を色々見ていき、
”プロがやると様になるパフォーマンスも、素人がやるとこんなに寒いんだ”など
色々参考になると思います。
実際に恥をかきながらそいったことを学んでいくのも良いですが、
利用できるものは利用していきましょう。
最後に
スタジオは”リハーサルスタジオ”という名前の通り、
本番を想定した練習をするための施設です。
特に初めてのライブだと曲を間違えないように演奏するだけで精一杯だと思いますが
ライブをより良く成功させる練習方法として
そのヒントになるようなスタジオでの練習方法をご紹介させていただきました。
何かのお役に立てれば幸いです。
それでは
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